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歯の神経を取ることのメリット・デメリット②

2017.03.24

【神経を取った歯は歯が割れる可能性が高くなる】

 

メタルコア

コアとクラウン

 

通常神経を取った後は、コアで補強しさらにクラウン(被せもの)で覆い強度が落ちることをカバーします。もちろんそれで何十年も長持ちする歯もありますが、噛む力に耐えられなくなり割れてしまう歯も多いのも事実です。割れ方によっては残せる場合もありますが、一般的には抜歯に至るケースがほとんどです。これは歯への栄養供給の問題もありますが、虫歯で歯をかなり削っている場合や根管治療などで根管(歯の内部)が薄くなっている場合は、神経のある歯と比べても強度が落ち割れやすくなります。また、メタルコアという保険治療ではメジャーな金属製の土台(歯の補強のために使用します)が歯の強度よりも勝り、それが楔の作用で割れてしまうことも臨床上よく見かけます。

 

【神経を取った歯は枯れた木と同じ】

 

神経を取ってしまった歯は、枯れた木に例えるとわかりやすいかもしれません。枯れてもすぐには倒れませんが、栄養が供給されないので枝は折れやすくなります。そして時間が経てば経つほど強度は落ちていきます(勿論木の種類にもよりますし、建材として使用される木は栄養供給がありませんが、使い方を工夫するので長持ちはします)生きている木は新陳代謝があるので、適度なしなりと強度がありなかなか折ろうとしても折れません。歯にも同じことが言えます。歯の寿命をできるだけ伸ばしたいのであれば、神経を取らない方がよいのです。

 

【歯が割れてしまったら?】

 

歯が割れてしまうとほとんどのケースで抜歯になります(割れ目からばい菌が入り感染を起こすため)そのあとはブリッジ、入れ歯、インプラントの治療をしなければなりません。ですので、歯のため=患者様のためにはできるだけ神経を取らない方が長い目で見て良いのです。

 

※歯の強度には個人差があります。神経を取った歯に必ずトラブルが起きるとは限りません。神経がある歯でも割れて抜歯に至るケースもありますし、神経を取っても30年以上普通に使用されている歯もあります。私の臨床経験上割れる歯は圧倒的に神経を取った歯に多いです。その他割れる要因として、かみ合わせや、咬み方、咬む力、咬むものの硬さ等、習癖(はぎしり、くいしばり等)、被せものや土台の素材でも変わってきます。

 

神奈川県大和市の歯科医院 こころ歯科大和クリニックではできるだけ神経を残す努力をして治療にあたっています。

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