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虫歯が減れば歯周病が増える現実。

2017.05.11

 

院長です。

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日本歯科医師会と厚生労働省が「8020(はちまるにいまる)運動」(80歳までに20本以上の歯を残しましょうの意味)を始めたのが約30年前。昔は老人になったら入れ歯が当たり前と思われていた時代にできたスローガンです。

 

歯が無いよりは入れ歯、いれ歯よりも自分の歯で咀嚼し、それが国民の全身の健康と豊かな生活(QOL)につながるといった目的ではじめられました。

 

もちろん、そのために歯科医師もお子様からお年寄りまで、熱心に検診や歯磨きや生活指導などの啓もう活動を行った結果、子供の虫歯はかなり減ってきました。

 

子どものころから歯をしっかり磨く習慣がつけば、大人になっても虫歯や歯周病になりにくくなり、歯を失う割合も下がります。

 

 

確かに私が歯科医師になったころに比べ、入れ歯、とくに総入れ歯の方は減っているように思えます。60、70歳になってもご自分の歯で生活する方が多くなった印象はあります。しかし、虫歯菌と歯周病菌は別物ですので、虫歯にならないから歯周病にもかからないというわけではありません。

 

 

生涯の虫歯が減って歯が残るようになれば、歯周病菌の活動範囲が広がります。歯と歯茎の境目が歯周病菌にとって最高の繁殖場所だからです。虫歯にならないための歯磨きも大事ですが、歯周病菌を取り除く歯磨きは歯周ポケットの中や歯と歯の隙間などさらに細かく行わなければならず、テクニックを要します。

 

 

歯が残るようになった結果、逆に歯周病は増えたように感じます。もちろん分母が増えたわけですので当たり前といえば当たり前なのですが、8020運動が始まり、口腔内ケアに対する関心は浸透してきたと思います。もちろん結果も年々良くなっています。しかし、国民の8割が罹患しているといわれる歯周病は、やはり歯磨きの良し悪しで決まります。

 

 

歯科医師会も訴えていますが、現在歯を失う原因のトップは歯周病です。そして歯周病は虫歯と違い罹患しても2,30年は症状が無いことがほとんどです。腫れや痛みが出てきたころは末期で、抜歯に至ることもしばしばです。しかし歯周病はご自身ブラッシングだけでは予防は難しく、定期的な歯科医院での検診とスケーリング(口腔内清掃)などのフォローが必要となります。

 

 

神奈川県大和市柳橋の歯科医院 こころ歯科大和クリニックでは個々の患者様に合ったブラッシング指導を行っています。

 

 

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