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インプラント治療を行わないで、入れ歯治療をする訳②

2017.07.11

院長です。

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この一件で良くも悪くもインプラントが世間に広く認知されるようになりました。

 

患者さんもテレビで見たインプラント特集で、インプラントが怖くなってしまったようなのです。

 

実際私もインプラント埋入数が減りました。マスコミの力は偉大ですね。

 

インプラントの名誉もありますので書きますが、昔も今もきちんとした事前検査と術式によりインプラントは安全に埋入することができます。

 

もちろんその精度は年々良くなっています。

 

ある日、訪問歯科診療を手伝って欲しいと同級生の先生から依頼があり、その時勤めていた歯科医院を辞め、もともと高齢者診療が好きだった私は二つ返事で向かいました。

 

しかし現実は大変なものでした。体の不自由な方、認知症の方などの治療は診療室で行う治療の数倍も過酷でした。

 

診察室で診察するように患部が鮮明に見えない、器具が届かない、患者様と意思の疎通が難しいなどの今まで経験したこともない困難に直面しました。

 

患者様の中にはインプラント治療をされている患者様もいらっしゃいましたが、認知症が進み口腔内の状況は最悪です。もちろん自分で歯を磨くことさえできません。

 

特にインプラントは清掃が悪いと、インプラントと歯肉や骨の間から侵入してくる歯周病菌に感染し、インプラントの周囲炎が起こります。

 

それがさらに進むとインプラント周囲の骨を破壊し始め、最後にはインプラントがグラグラになって抜かなくてはならない状態になってしまうのです。

 

その患者様はインプラント周囲炎を起こしており、施設の職員に歯の清掃の仕方とインプラントの清掃の仕方の違いから説明指導し、なんとか改善してきました(当時、職員の方はインプラントがどのようなものか知らない方がほとんどでした)

 

その時思ったことは、自分がインプラント治療を行っていたとき、患者様の20年、30年先のライフスタイルまで考えていなかったなと思いました。

 

 

 

神奈川県大和市柳橋の歯科医院 こころ歯科大和クリニック

 

 

 

 

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