失った歯を手軽に取り戻せる入れ歯
歯を失ってしまったときに、その機能を回復させるもっともポピュラーな治療法が入れ歯治療です。入れ歯は、いわば「取り外し式の人工歯」。外科手術の必要なく短期間で取りつけられることや、破損時の修理が容易であることなどから、多くの人に選ばれています。
総入れ歯・部分入れ歯ともに近年目覚ましく進化し、たくさんの種類があります。そして入れ歯に求める患者様の希望や悩みも様々です。入れ歯は患者様の生活スタイルに合うものを作製することが一番大切です。
こころ歯科大和クリニックでは保険の入れ歯はもちろん、入れ歯専門の技工士と連携して作製する精密義歯まで様々な入れ歯治療を行っています。
患者様のご要望やご予算に応じた入れ歯をご提案していますので、歯を失ってしまった方や、入れ歯が合わなくなってしまった方はお気軽にご相談ください。
入れ歯治療について、より詳しく知りたい方は「入れ歯専用サイト」もお読みください。
【入れ歯の修理をご希望の方へ】
使い慣れた入れ歯を、修理できるのであれば修理してほしいとお考えの方は一度ご相談ください。入れ歯と口腔内を検査し、修理が可能であれば他院で作成した入れ歯でも修理を承っています。ただ修理が無理な場合や、修理をしてもまたすぐに壊れると考えられる場合は、新しく作ることをおすすめします。当院で作ることをご希望の際は、改めてカウンセリングの時間を取って治療に入ります。
(詳しくは、当院の入れ歯専用サイト「よくある質問」をお読みください。)
【入れ歯を作るのが初めての方へ】
こころ歯科大和クリニックでは、すでに入れ歯をご使用中の患者様だけでなく、30代・40代・50代で初めて入れ歯をお考えの患者様も多数ご来院されています。初めての入れ歯にお悩みの方も、ぜひ無料入れ歯相談(要予約)をご活用ください。
入れ歯悩み無料相談
入れ歯が壊れているが修理できるのか、歯が抜けたままになっているが入れ歯を作ったほうがいいのか、どんな入れ歯が自分に合うのか、インプラントと入れ歯のどちらがいいのか等、入れ歯のお悩みは様々です。あわない入れ歯を無理して使用したり、使わないままになってしまうと口腔内だけでなく全身に影響が及ぶ可能性も出てきます。
しかし、歯が抜けた後の治療方法はいくつかありますし、中でも入れ歯は種類も多いのに、口腔内の状況や希望に沿った入れ歯についてきちんと相談できないまま、いきなり治療に入るのも不安ですよね。こころ歯科大和クリニックではご希望の方にはまずはご相談から始めています。BPS精密義歯認定資格も持つDrが入れ歯のご希望や不安をじっくりとお伺いし、治療方法をご提案いたします。治療前にご相談(無料)をご希望の方は、必ずご予約をお取りください。
ご相談から治療までの流れ
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- Step 1.ご予約
- 入れ歯についての相談のみをご希望される方は、お電話にて「入れ歯悩み無料相談のご予約」をお願いします。
すぐに検査や治療をご希望の方は、通常の「治療のご予約」をお取りください。
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- Step 2.無料相談
- 無料相談の日は、入れ歯についての相談のみで、検査や治療は行いません。
お悩みやご希望をゆっくりとご相談ください。
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- Step 3.治療
- ご相談後、当院での治療をご希望の方は、改めてご予約をお取りいただき治療を開始いたします。
入れ歯の種類-保険と自費
入れ歯には、保険が適用されるものと適用されないもの(自費)があります。保険の入れ歯は治療費を安く抑えることができますが、審美性や機能性の面で、自費診療の入れ歯より劣る場合があります。一方、自費の入れ歯は、治療費は高くなりますが、素材を自由に選ぶことができ、また吟味した製作材料と時間と手間をかけた製作方法により、患者様一人ひとりのお口に合ったものを作れるため、審美性と機能性の面でよりご満足いただけます。
保険入れ歯 | 自費入れ歯 | |
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審美性 | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
使用感 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
耐久性 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
費用 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
当院がインプラントをやめて入れ歯に力をいれる理由
インプラント治療と私
こころ歯科大和クリニックを開業時に、私はインプラント治療をやめました。
だからといってインプラント治療を完全否定するわけではありません。
大学病院に勤務していたころはインプラントについて研究もしておりましたし、義歯(入れ歯)よりもインプラントの方が適していると考えられる症例もたくさんあります。現在でもメリットデメリットをお話ししたうえで、当院では治療できませんが正直にインプラントをおすすめすることもあります。
インプラントには義歯にはかなわない咀嚼能力と、場合によりますが審美性や快適さがあり、インプラントの性能や先生の技術も日々飛躍しています。
しかし、訪問治療などを経験したことで世の中にはインプラントが適さない方、インプラントを望まない方も多くいることを知りました。こんなにも義歯に悩んでいる方が多くいるのに、当時はインプラント全盛期で義歯についての勉強会などもほとんどありませんでした。
私は、保険診療でも特殊な自由診療でも、義歯について患者様が相談しやすい「入れ歯好きな先生」がいてもいいのではと考え、もともと専門であった義歯治療に力を入れ、勉強を続けてまいりました。現在も、様々なお口の状態の義歯にお応えできるよう、基本を守りながら新しい技術や知識を積極的に導入しています。義歯にお悩みの方は、ご遠慮なくご相談ください。
当院の入れ歯の紹介
総義歯(総入れ歯)
歯が全てなければ「総義歯(総入れ歯)」での治療になります。保険治療で製作する場合はプラスチック製のみとなりますが、自費治療では様々な義歯を選択することが可能です。
総義歯(精密入れ歯)BPSデンチャー
「BPS精密義歯」の「BPS」は、世界的に有名なヨーロッパの 「イボクラールビバデント社」の生体機能補綴システム(BiofunctionalProstheticSystem)を略したものです。「よく噛める」「痛みが少ない」「外れにくい」「美しい」を実現した高品質義歯です。
たいへん優れたシステムで、アメリカやヨーロッパの歯科大学でもこのシステムを取り入れているほどです。
日本では認定を受けた歯科医師に治療が許されています(当クリニック院長はBPS義歯認定歯科医師です)
また、BPS義歯はBPS認定技工士(義歯を作る職人)が製作にあたり、クリニックでの治療にも立会います。
歯科医師と歯科技工士が密に連携しながら製作していくフルオーダーメイドの義歯です。
部分床義歯(部分入れ歯)
歯が一本でも残っている場合は、「部分床義歯(部分入れ歯)」での治療となります。保険治療で製作する場合はプラスチックの本体にクラスプ(残った歯にかける金具)を使用したものになります。
自費治療ではクラスプがない義歯、クラスプが見えづらい義歯、歯に負担がかかりづらい義歯、薄く強度が高い義歯などバリエーションが豊かです。
より良い入れ歯にするために~ 調整とメインテナンスを大切にしています
入れ歯はできただけでは完成ではありません。
歯科医院での丁寧な型取りや設計、上手な歯科技工士の製作も大切ですが、より良い入れ歯には出来てきてから実際に使用した上での調整が重要です。
ぴったり合うと思って買ってみた靴も、いざ歩いてみるととても痛くて靴擦れができたりしますよね。
入れ歯も同じです。動かしていないお口に合わせて型取りをして作りますが、お口に入れて話したり食べたりすると、実際の口の動きと合っていないところが出てくるのです。
もちろん最初は細かく柔らかいものから食べたりと、様子を見ながら少しずつ入れ歯に慣れていくことも必要です。
しかし、当院では新しい入れ歯をご自宅で使っていただいて痛みが出る箇所を『調整』しながら、痛みの少ない使いやすい入れ歯にしていきます。
実際の日常の動きの中で、入れ歯が当たる部分や痛い部分の『調整』をして初めて、長く付き合うことのできる、より良い入れ歯になっていきます。
また入れ歯を作って調整しても、入れ歯を使うことによってお口の状態が変化したり、入れ歯がすり減ったりと徐々に入れ歯が合わなくなってきます。
ずっと使って、だめになったと思っている入れ歯も調整や修理で大丈夫になることも多いです。
そこで当院では入れ歯のメインテナンスも大切にしています。
定期的に入れ歯の調整やお口の中の検診をすることで入れ歯を少しでも長く使っていただくことが可能になります。
長く付き合う、より良い入れ歯にするために、当院では調整とメインテナンスを大切にしています。
当院の入れ歯の料金
総義歯(総入れ歯)
保険の総義歯は約10,000円~15,000円程度かかります(上顎または下顎)
当院の自費の総入れ歯の料金については、料金表をご覧ください。
部分床義歯(部分入れ歯)
保険の部分床義歯は約5,000円~10,000円程度で作ることができます(上顎または下顎)
※クラスプやバーの数などにより料金が変わります。
※自費の部分床義歯については料金表をご覧ください。
料金表はこちらこころ歯科大和クリニックでは、皆様に安心して治療を受けて
いただくために、わかりやすい料金体系を適用しております。
入れ歯のお手入れ
入れ歯は患者様にとって「体の一部」と言えるほど大切なものです。清潔を保ち、長く使っていただけるよう、正しいお手入れ方法についてまとめました。
扱い方の注意
入れ歯は、患者様のお口に合うように作られた大変精巧な医療器具です。快適に使い続けられるよう、扱いにはご注意ください。
- 熱湯に入れないこと
- 落とさないこと
- 専用のブラシと洗浄剤以外は使わないこと
- 乾燥させないこと
- 自分で加工しないこと
就寝時の取り扱いについて
就寝時、入れ歯を付けたままの方がよいのか、外したほうがよいのかは、患者様の口腔内の状態によって異なります。まずは当クリニックにご相談いただき、指示に従ってください。
- 外した入れ歯は洗浄剤に漬けてください
- 自分の歯や歯ぐきも磨いてください
プロのチェックが大切です
口腔内の状態は、日々変化しています。いつまでもお口にぴったり合った入れ歯をお使いいただくためには、歯科医院での調整が必要です。入れ歯を長く快適に使っていただけるよう、半年に1度は定期検診を受診し、メンテナンスを受けましょう。